FXを行っている人の中には、同じ金融取引商品の株式投資について興味があるという人がいると思います。もっとも、日本国内ではFXよりも株式投資の方がその取引人口や投資金額が多く、どちらかと言えば株式投資の方がメジャーと言えます。
ただ、FXを行っている人の中には、『株式投資は投資金額が多くなりそうで怖い』『株式投資な何か敷居が高い』などと考えており、同じ金融取引商品とはいえなかなか手が出せない状況という人が相当数いるようです。
しかし、そこはやはり同じ金融取引商品だけあって、株式投資におけるリスクをきちんと把握した上で取引すれば、それほど怖いものではなく、むしろ取引しやすい金融商品と言えます。
そこで、この記事では『株式投資とは?その基礎知識』について解説します。今後株式投資も行いたいという人は是非参考にしてみて下さい。
株式投資とは?
基本的に株式投資とは下記の通りです。
将来性の高い会社へ投資すること
そして、将来性の高い会社へ投資した結果、その会社が利益を出したら配当金や株主優待などの対価を受け取る事が可能です。また、会社へ投資する事によってその会社の株式を所有するため、所有する株数によって株主総会への参加も可能になります。
株主総会へは議決権がないと参加する事が出来ません。また、議決権を得るために必要な株数は1単元=100株となっている会社がほとんどです
例えば、1株2,000円の会社であれば、2,000円×100株=200,000円の投資を行えばこの会社の株主総会に参加する事が可能です。
株式投資の基礎知識について
ここからは、株式投資の基礎知識における下記2項目について解説します。
- 株式投資を行うためには?
- 取引可能時間
株式投資を行うためには?
私たちが株式投資を行う場合、直接会社に投資する訳ではありません。株式投資を行うためには、FXと同様に取引を仲介してくれる証券会社に口座を開設する必要があります。
何故なら、株式は証券取引所という、株式や債券などの売買を行うための場所に上場されており、この証券取引所に上場されている株式を取り扱う事が出来る場所が証券会社になっているからです。そのため、株式投資を行うために最初に行うこと、それは証券会社に口座を開設する事になります。
株式投資の取引可能時間について
ここがある意味FXと株式投資との大きな違いであり、FXでは世界の市場を巻き込んで取引する事が可能なため、その取引可能時間は土日を除く24時間365日となっていますが、株式の取引時間は下記の通りです。
●9時00分~11時30分、12時30分~15時00分まで
これは、日本国内の各証券取引所の営業時間がこうなっているためですが、この取引可能な時間を合計すると1日で5時間となっており、平日24時間の取引が可能なFXと比べるとかなり短い取引可能時間です。そのため、株式投資で利益を出すためには、この5時間の中でいかに効率よく取引する事が重要になってきます。
株式投資にはリサーチが必要です
『将来性の高い会社へ投資する』、文字にするととても簡単に思える株式投資ですが、実際に投資するとなると事前のリサーチがとても重要になってくるため、何も知識が無い状態で株式投資を行っても失敗する可能性が高いです。
何故なら、投資する会社の知識が無ければ、『今後もその会社が有望なのか?』『売上や利益が順調に推移するのか?』などの情報が分からないため、たまたまうまく行く場合があるかも知れませんが、それは長続きしません。
大抵の場合は、どんどん損失が膨らむ可能性が高く、その結果株式投資から退場してしまう可能性もゼロではありません。そのため、これから株式投資を行おうと考えている人は、株式投資を行う前の段階、つまりどの会社へ投資を行うのか?について十分リサーチする必要があります。
株式投資のリサーチについて
株式投資を行う際にとても重要になってくる事前のリサーチですが、株式投資のリサーチ方法は主に下記の通りです。
現在の財務状況の確認
取り扱っている製品やサービスを知る
競合企業と業界の現状を理解し将来性の考察
業界の専門家をフォローして情報を収集する
リサーチのプラットフォームや各種ターミナルを利用する
特に、現在の財務状況や競合企業や業界についての将来性については、今後投資した会社の株式が上昇するのか?を考える上ではとても重要になるため、詳細なリサーチが必要です。
まとめ
この記事でのまとめは下記の通りです。
●株式投資は将来性の高い会社へ投資すること
●株式投資は証券会社を通じて行う
●株式投資の取引可能時間は平日の9時00分~11時30分、12時30分~15時00分まで
●株式投資では事前のリサーチが重要
コメント